雨のブログ

人生の雨季に本を読む

組織開発

「マーケティングの部門って要りますか?」

私の会社にマーケティング部門をつくる動きがあります。過去なんども立ち上げの話が出ては消えた類のものらしいです。 マーケティングの部門をつくると、その部門だけがマーケティングの責任を負うという認識になりがちです。そうであれば部門の立ち上げには…

「最後まで話を聞いてみませんか?」

誰かと1対1で話をしているときに、途中で話をかぶせられて黙ってしまったら、負けた気がします。かぶせたほうは発言を奪った意識がなく、私がしぶしぶ譲らざるを得なかったことも知りません。 会社内で地位や役職が高い人は、ふつうの状態が威圧的に働いて…

【書評】入門 組織開発(中村和彦著)

Photo by Cherrydeck on Unsplash なぜ、職場が楽しくないのでしょうか。働くなら楽しい職場で働きたい。そう思うのは私だけではなさそうで、活き活きと働ける職場をつくる「組織開発」という考え方があります。 「組織開発」とは組織のハードな側面(戦略、…

【書評】ワークマン式「しない経営」(土屋哲雄著)

だんだんと朝晩が寒くなってきたので、冬用の服を買いに「ワークマンプラス」に初めて足を踏み入れました。私の知っている「ワークマン」は以前のふつうの「ワークマン」で、工事現場のおじさん用の作業着が棚に入れられて売られている専門店というイメージ…

【書評】なぜ人と組織は変われないのか(ロバート・キーガン、リサ・ラスコウ・レイヒー著)

人は何歳になっても成長できる 課題には技術的な課題と適応を要する課題とがある 「免疫マップ」で変革を阻害するに隠れた意図に思いをめぐらす 免疫マップの考え方は個人でもチームでも有効 そしてやはり心理的安全性が大事 『人に頼む技術』を読んで、仕事…

好きな英治出版の本10選

はてなブログ10周年おめでとうございます。 10周年特別お題「好きな◯◯10選」ということで、いろいろ考えましたが、最近、私の本棚に気づいたら増えていた英治出版の本を10冊ピックアップしようと思います。 英治出版(エイジシュッパン)とは 1冊目:チーム…

【書評】チームが機能するとはどういうことか(エイミー・C・エドモンドソン著)

即興的なチームでも成果を出す 著者は心理的安全性の研究者 チーミングできる人を増やすのが本書の目的 「実行する組織」vs.「学習する組織」 チーミングの行動 心理的安全性を高める方法 想定される反論 心理的安全性の確保に向けて Image by Free-Photos f…

【書評】企業変革力(ジョン・P・コッター著)

職場にも変わってほしい 著者の紹介 企業変革を進める8段階プロセス 企業変革を進めるリーダーシップ 自分の会社を振り返ってみると まずは仲間あつめから Image by fahribaabdullah14 from Pixabay 職場にも変わってほしい うつで休職していると、つらつら…

【書評】リフレクション 自分とチームの成長を加速させる内省の技術(熊平美香著)

「内なる言葉」を探りたい 認知の枠組みを整理するフレームワーク「認知の4点セット」 基本的なリフレクションの方法 リフレクションの活用シーン リフレクションは「対話」のツール 著者のあきらめない姿勢に感銘を受ける Photo by Dan Boțan on Unsplash …